生産数、限定15000台。 材は、高知県四万十の国産ヒノキ材。 技 は、オリンパスの木材成形圧縮技術。 テクノロジーは、シャープが誇る電子技術の結晶。 源は、ドコモのケータイ開発者達の熱。 1台1台異なる木目を持ち、香り、個性を持つTOUCH WOOD SH-08C。 ニッポンだからできた、ニッポンだけの木のケータイです。
< 生まれたのは、新しいつながり。4社の協働は、有機的なつながりとなってネットワーク化していきました。開発の「熱」を共有できる体制が生まれました。 TOUCH WOOD SH-08Cは、「木でケータイを作ること」を命題にした協働プロジェクトから生まれました。1台のケータイが、国産間伐材の利活用を促進し、荒廃した日本の人工林を救い、新たな木材需要を生み出す存在になりうるかどうか、それが、プロジェクトメン バーの共通課題でした。当初、「木」と「ケータイ」の融合は、途方もない夢物語のように思われました。実現に費やされた年月は約3年。そこには濃密なストーリーがあります。これは、開発に関わったキーマン達が語る真実です。 日本の国土の約25%を占める人工林は、いわば「木材を持続的に生産するためのフィールド」です。植林、間伐、出荷という、人の手による管理手法がなければ、「森林」として機能できません。人の手が入らなくなると木々は密集して陽の光をさえぎり、下草を枯らします。土がむき出しになり、生態系が壊れていきます。森林機能が失われるのに時間はかかりません。適切な間伐は、木々の間にスペースを作り陽の光を呼び込みます。豊かな生態系を育むスペースとなるのです。 more trees(モア・トゥリーズ)とは、文字通り、「もっと木を」という呼びかけで始められた森林保全団体です。坂本龍一氏をはじめ5人の発起人と、その呼びかけに賛同した世界各国の100人以上の人々によって設立されました。森づくりによって、私たちが排出するCO2を吸収する「カーボンオフセット」の普及にも努めています。※カーボンオフセット:人間活動によって排出される二酸化炭素を、植林や自然エネルギーを導入することでオフセット(相殺)すること。 間伐前 間伐後
TOUCH WOOD SH-08Cのボディは、無塗装の木材を、オリンパスの三次元圧縮成形加工技術によって加工しています。1つとして同じ木が存在しないことを証明するように、1つとして同じ木目はありません。また、「木そのもの」ですから香ります。バッグに入れておけば、ヒノキの芳醇な香りがあふれます。仕上がりの色は、成形圧縮に用いられる高温高圧の水蒸気により、こんがりと色づいたもの。この工程によって、燻されたような香りもプラスされ、持つ人の手になじみます。
TOUCH WOOD SH-08Cには、オリジナルの専用インターフェイスが搭載されています。ドコモが提供しているフィーチャーフォンにおいて、フルタッチパネルを採用しているものはまだ少数。そのため、普段テンキーに慣れているユーザーのために、そしてフルタッチパネルに慣れているユーザーにも受けられやすいインターフェイスの開発が実行されました。今回は、その操作を映像でご紹介します。オーナーが体感できる新しい満足感をあなたにも。 従来のテンキー付きケータイは、すべての操作を片手だけで完了できます。そこで、TOUCH WOOD SH-08Cの専用インターフェイスも、片手だけで操作できるよう設計されました。結果的に、右利きでも左利きでも使用に支障がない機能を搭載したのは、ごく自然な成り行きとあり、最もこだわったポイントのひとつとなりました。新しい利便性を、すべての人へ。ワンクリックで角度の変わるインターフェイスは、きっとどの手のひらにもフィットします。
TOUCH WOODを発案・プロデュースしたドコモの人物。これまでもキッズケータイや70Xiμ、数々のコラボケータイなどを手掛け、ケータイに対する新しい価値創造を模索する中で、日本人にとって馴染み深く、使うほどに愛着のわく「木」を使用することを発案。各社をつなぎ、新しいプロセス構築を具現化、開発のベースを築いた。 株式会社NTTドコモ プロダクト部ユーザーインターフェース企画 デザインマネジメント担当 岡野令氏 ドコモ岡野氏からの相談を受け今回のケータイづくりをプロデュースした人物。オリンパスの技術などを発見し、つないだ。「木でケータイをつくる」という思いを具現化するために縦横無尽に奔走し、開発までのプロセスを構築した。 株式会社ライトニング CEO/プロデューサー 株式会社 more trees design取締役 佐藤武司氏 オリンパス社の「μシリーズ」をはじめ、さまざまなヒット商品の生みの親。モノづくりへのこだわりが人一倍強く、新しい時代の製品として「木の活用」に取り組んできた人物。オリンパスにおける三次元成形圧縮技術を確立した。先日、定年退職を迎え職を辞した。 元オリンパス株式会社 理事 鈴木達哉氏 「もっと、木を」というかけ声のもとに、森づくりを展開しているmore treesの事務局長を務める。木材供給先として中土佐町をつないだ。TOUCH WOOD SH-08Cの売上の一部はmore treesに寄付され、森林保全活動にしっかりと活用される。 一般社団法人 more trees 事務局長 水谷伸吉氏 高知県中土佐町にある「more trees の森」に関わる、町役場の担当者。日々、ケータイのための木材供給に奔走している。オリンパスとのやり取りがメインであり、中野さんとは毎日のようにコミュニケーションしている。市川さんがいなければ、木材の安定供給は難しい。 中土佐町農林課 市川文啓氏 TOUCH WOODに使用されたヒノキ材の、収穫、検品等の担当者。普段は、高知県須崎地区森林組合に所属し、日々、健全な山林に育つよう管理している。今回は、木材検品供給のための特別チーム編成を担当し、陣頭指揮に当たった。 高知県須崎森林組合 橋田直尚氏 TOUCH WOOD SH-08Cの開発に関する統括的存在。筐体の完成をコントロールした人物。主にシャープとのやり取りをメインとし、機能面での仕上げを行った。プロダクト開発におけるプロフェッショナルとしてプロジェクトに参加。 株式会社NTTドコモ プロダクト部第一商品企画 矢野英司氏 TOUCH WOOD SH-08Cの木のパネル製造の責任者。中土佐町の市川氏、さらにシャープの木戸氏の間で、木のカバーの品質検査から製造までを一手に引き受けている。木の製品を取り扱う困難さに日々向き合い、品質を高めている。 オリンパス株式会社 ものづくり革新センター 技術開発本部 開発ソリューション部 NMグループ 中野俊文氏 長年、ドコモ向けケータイ開発を担当してきた人物。やると決めたら実現に向けて徹底して取り組み、形にしていく力を持つ。木のケータイをつくる困難さに、一時舌を巻いたと言うが、生産の総責任者として、見事に具現化し、製品化してみせた。 シャープ株式会社 通信システム事業本部 木戸貴之氏 TOUCH WOOD SH-08Cのインターフェイス開発を手がけた人物。元々、ドコモの様々な機種のインターフェイスを手がけており、今回は蓄積された知識やノウハウをベースに、全く新しいインターフェイス開発を意識し、具現化した。 ハイジ・インターフェイス株式会社CEO 株式会社ライトニング取締役 美馬直輝氏
TOUCH WOOD SH-08Cは、開発者が運営するfacebookページを設けています。製品を作って販売するだけの一方通行ではなく、この製品に、どんな人が、どのように興味を持ってくれるのかを、直接知りたい、そして、伝えたいと考えた結果でした。現在では、驚くほどたくさんの「いいね!」と言う声が寄せられています。またこのサイトでは、Web magazine OPENERSと連携して、TOUCH WOOD SH-08Cのオーナーになっていただいた方もご登場いただく予定です。今度は開発者からあなたへ。多くの熱がここから生まれ、また新たな「木の製品」が生まれるかもしれません。あなたもぜひ「いいね」をクリックして、ご参加ください。 多くの人が、TOUCH WOODのファンに なってくれています。オーナーのネットワークが 広がっています。