Art Photo
アート作品としての写真
写真の歴史
そもそも、「写真」が誕生したのは今から200年ほど前のこと。カラー写真が普及するのは、そこからさらに100年以上も後です。アート写真分野が確立されたのもこの数十年の話と、まだまだ歴史の浅い分野です。そしていま、デジタルの時代が到来しています。デジタル写真は誰でも簡単に、そして安価に出来るようになった反面、いままでのアナログ写真は歴史に幕を下ろそうとしています。2010年初めにコダックがカラー印画紙の製造中止を発表するなど、フィルムや印画紙は今後ますます希少なものになってきています。
アートとして
現在、世界のアート写真市場は急速に成熟しつつあり、作品に、数百万円、数千万円の価格がつくのもめずらしくありません。今後、価値はさらに高まると言われています。写真はネガだけではアートになりません。アート写真の価値は、作家のコンセプトや経歴、高度な現像技術、プリントの種類など複合的な要素によって決定されます。アート写真は、まさに注目の市場です。
オリジナルプリント
アート写真で最も重視される項目のひとつ、それがプリント方法です。今では、写真は複製できるものという考え方が一般的ですが、一点しか作れないような古典的な現像方法も存在しています。プリント方法によって、作品の仕上がりは大きく変わります。現在、比較的多くアート写真に使用されるものとしては、TYPE C プリント、ゼラチンシルバープリント、ラムダプリントなどが有名です。作家がこだわってプリントした作品は、色も質感もしっかりコントロールされたものであり、このプリントには作家がサインされオリジナルプリントと呼ばれています。
■TOUCH WOOD art project では、C プリント、ゼラチンシルバープリント、ラムダプリントで仕上げられたオリジナルプリントのみを販売しています。
エディションについて
写真や版画など、複製可能なアート作品の多くには「リミテッドエディション」がついています。20という数字であれば、20枚のオリジナルプリントが作家によって作られたことを示しています。その際、作家の自筆サインが必ず付加されます。写真や版画は、作家の死後、関係者によってプリントされるケースもあります。これはいわば「第2版」。作家のサインも入りません。このように、複製できる作品にも、しっかりと価値を保証する仕組みが世界基準で存在しています。
■ TOUCH WOOD art project では、すべての作品が作家の手によるオリジナルプリントです。自筆サインも必ずおつけします。
フレーム
フレームの存在は極めて重要です。作品が素晴らしくても、フレーム次第で善し悪しは変わります。もちろん、TOUCH WOOD art project でもフレームにこだわっています。使用している材は、国産ヒノキ材。日本の木材ならではの質感、シンプルで美しいデザイン、そして木の香りにきっと心も和みます。国産材を使用しているのは、日本の森づくりに貢献するため。クオリティはもちろん、環境意識も忘れない。これが、現代のスタンダードだと私たちは考えています。